せらいねの『のんじゃんる』ぶろぐ

柿はだいたい1年おきにたくさん実をつけますけど、今年の我が家の柿は当たり年の方です。下からみると、あまりたくさん生っていないように見えていたのですが、上のほうにたくさんありました。

もうかなり赤くなっていて、堅めの柿がお好きな方には食べごろになっています。

私の住んでいる柿生地区（神奈川県川崎市麻生区内）は、名前のとおり柿が良く採れる場所です。家の近所にも沢山の柿の木がはえています。この近辺で多いのは『王禅寺柿』と言う柿の種類です。王禅寺というのは、同じく新百合ヶ丘からそう遠くないところに有るお寺さんです。結構美味しいと評判の柿ですね。
でも、うちの柿の木は『次郎柿』です。これもまた甘くて美味しい実の出来る種類の柿です。この季節以降、12月に入るくらいまでは、毎晩のように夕食後のデザートに顔を見せることになります。楽しいきせつです。＾＾

柿にまつわる思い出というと、わたしのおじさん（父の長兄）のことかなぁ？住んでいる場所が離れているので、そうそうは会いにいけなかったのですが、凄く私を可愛がってくれるおじさんでした。従妹からは、どっちが本当の娘かわからないわよなんていわれるくらい気に入られていましたね～。

そんなおじさんですが、喉の近辺にガンが出来て、処置を色々施したにもかかわらず他界しました。ちょうど亡くなる少し前、我が家の柿がたわわに実った頃に、その柿を山ほど持ってお見舞いに行きました。喜んで食べてくれて、私が帰ったあとも、私が持っていった柿を切ってくれ…とメモを書いてはおばさん（奥さんね）にねだったそうです。私が持っていった柿が無くなっり、食欲があまり出なくなってからも、私が持っていった柿だよ！と言って、近くで買った柿を切ってあげると、それだけは喜んで食べたそうです。あとから聞いてじ～んと来ちゃいました。

そんなわけで、毎年、柿が生（な）ると、幾つか選んでおじさんの家に送っています。今年はたくさんとれたので、いいやつを選りすぐって送ってあげようかな～。

　Ｐ．Ｓ．デジカメが故障しちゃって、柿の写真が撮れませんでした。まいったなぁ！　＞＜