せらいねの『のんじゃんる』ぶろぐ

え～、仕事がちょっと忙しかったりなんだかんだで、すっかりサボり気味のせらいねです。こんにちわ。＾＾；；

で…最近、耳について離れないのが、初音ミクちゃんの「Ievan Polkka」。このテンポと言い、動画といい、なんとも私の感性を刺激しちゃうわけです。もうね、これ、そらで歌えるようにしちゃわないと、頭の中でグルグルグルグルまわりそうです。＞＜

ちなみに、これがそのYouTubeです。見たことがある人も多いんじゃないかな？




さて、でも、どうして初音ミクちゃんと言うとネギなんだろう？と思って、色々調べて見ました。で、だいたいの経緯は分かったんだけど、時系列的な整理が情報不足で出来なくて、どうしたものかなと思っていたら…。

ちゃんと情報を整理して、しかもYouTubeにまとめてる方がいました！

私の予想は、どうやらぴったんこだったみたいです。そのYouTubeも貼り付けておきます。




せっかく自分でも調べたので、ちょっと補足説明しておきますね。

【Ievan Polkka】
Ievan Polkka（エヴァのポルカ）とは、もともとはフィンランド地方の伝統的なポルカです。ちょっと間違っている可能性もあるんだけど、大意はこんな感じかな？

とある女の子がこっそり家を抜け出してポルカを踊っている会場？に行き、そこでステキな男の子に出会う。男の子はその女の子を家に送って行くが、そこで待っていたのはカンカンに怒ったそのこのおかあさん。いきなり怒鳴りだす母親に、その男の子は「僕たちはお似合いのカップルなんだよ！黙りなさい！」と言い、母親の口を封じさせる…みたいな感じ。

歌の前半は上のようなストーリーを歌っているんだけど、後半は韻を踏んだ擬音？を連ねているだけです。でも、これがなんとも良いテンポで、聞いてて楽しくなりますよね～。

この歌が良く知られるようになったのは、1995年にフィンランドのカルテット「Loituma」がそのデビューアルバムの中で歌ってから。でも、この段階ではフィンランド国内以外では、あまり知られていなかったみたいです。もちろん、ネギとはなんら関係有りませんでした。

【BLEACHの井上織姫と長葱】
BLEACH（ブリーチ）とは2001年から週刊少年ジャンプで連載されている久保帯人さん作の漫画です。アニメにもなりました。このアニメの中の第２話で、井上織姫というキャラクターが長ネギをちょっと振り回すシーンがあります。そんなに長い時間ではなくて、この時点ではIevan Polkkaとは何の関係もありませんでした。

【Ievan PolkkaとBLEACHの融合】
上の動画では、もう既に井上織姫がネギを振り回しているところとIevan Polkkaが完全に結び付けられてしまっていますが、実はこの前段階があります。それは、単純にBLEACHのアニメの第２話の一部をIevan PolkkaのBGVとして使っただけの作品。これだけなら特に何てこと無いものだったのですが…。この作品を見た、ある人が、そのネギを振り回しているところだけを編集して、Ievan PolkkaのBGVにしました。それが大ブレーク！一気にIevan Polkkaを世間に知らしめました…ネギと一緒に…。

【初音ミクとネギ】
このネギ回しIevan Polkkaを見たある職人さんが、初音ミクにこれを歌わせました（一番上の動画）。これが初音ミクファンの中でまたまた大ブレーク！他の職人さんたちも、こぞって初音ミク＋ネギを取り上げたので、初音ミク＝ネギのイメージが出来上がってしまった…と言うことの様です。


初音ミクちゃん自体は、ボーカロイドに実体イメージが無いと、聞いている人にイメージが湧かないと言うことで作られたキャラですから、それほどきちんとしたバックストーリーがあるわけではありません。でも、ファンたちによってどんどん色々な個性が形作られて来たみたいです。こう言うのも、また楽しいですよね～。